【シーズー犬】お手入れルーティン紹介～お家編

シーズーは比較的飼いやすい犬種として知られています。お散歩やお出かけで出会う方にも「シーズーは可愛くておとなしくて飼いやすいでしょ」とよく聞かれます。

もちろん、即答で「はい！飼いやすいですよ」と回答するのですが、飼いやすいのとラクなのとは少し違うかなと思っています。

と、いうのもお手入れにはそれなりの時間と労力がかかるからです。因みに、お手入れの種類はレオンの場合4つをメインに実施しています。

時間がかかったり、嫌がってしまうのを宥めながらだったりですが、スキンシップしてお手入れをしています。愛犬の清潔を保つことはシーズーの場合「キレイね」「よく手入れしているね」と褒めてもらえることにもつながるので、愛犬にとっても、飼い主にとっても、やって損することはありません！

今回はレオンの場合のお手入れ方法をご紹介します。

お手入れの前に

我が家では、毎朝ぱぱとままが朝起きてすぐにレオンのマッサージをしています。

小さいころからの習慣になっていますので、レオンは体を触られることが大好きです。

お手入れをする際には、少なからず苦痛も伴いますが日ごろから最高に大好きなマッサージをしていれば、最初はお手入れかマッサージかわからないので、体を触らせてくれるようになります。朝のマッサージはお勧めですよ。

ブラッシング

シーズーの毛はダブルコートと言って、短毛と長毛のミックスです。

抜け毛は少ないものの、短毛が絡まると毛玉ができてしまい愛犬の皮膚が引っ張られてしまいます。皮膚炎の原因にもなるようです。そしてせっかくのフォルムも崩れてしまうので、美容的にも健康的にも毛玉を作らないようにすることは必須です。

ただ、毎日ブラッシングするのは大変です！少しでも愛犬と飼い主がハッピーな方法を見つけ出さないといけません。

我が家では、スリッカーブラシとコーム、ブラシの3つでお手入れしています。

毛玉を見つけたときはスリッカーブラシを使っています。優しく！（ここ大事！）なでるように、そして毛玉を割くように、何度も根気よくブラシすることで毛玉を小さいうちに撃退します。（ホントは毛玉できる前に予防的にブラシするのがいいんですけどね…）

コツは、一度毛をある程度逆立てるように上げて少しづつ毛を開放しながら優しく上から下へスリッカーブラシをなでるように当てると痛がらずに抜け毛（や毛玉）をとることができます。

顔回りはコームを使います。レオンはマズルの右側に毛の流れが悪い部分があるので整える頻度がやや多いのですが、その時に活躍します。

また、目ヤニがマズルについているときにコームで取ることもあります。

ぱぱはコームで足の毛を整えるのが上手です。

幅の太いほうは、毛玉がないかチェックするときにも使います。

プラスチックのブラシは先が丸く、柔らかいのでマッサージをかねてボディをブラッシングするときに活躍します。また、レオンは足の毛、しっぽの毛が長いのでメンテナンスで使うことも多いです。

このブラシは少々雑に扱ってもレオンが嫌がらないので重宝しています。

1日にブラッシングする場所は1か所にするようにしています。

今日は右前足、昨日は右後ろ足、明日はしっぽ…と、いうように。

あんまり根詰めてやると嫌われちゃうので注意しています。

目ヤニ除去・涙焼けケア

レオンは逆さまつげがあるので、目ヤニがずっと出てきます。

動物病院の先生が言うには、「逆さまつげを抜く方法もあるけれど、次に生えない保証もないし毛が短いほうが邪魔になるから抜かないでおきましょう。」という事だったので、目ヤニとは生涯向き合うことにしました。見つけたらティッシュで取るのは、ぱぱとまま2人でやっています。

そうなると、気になるのが『涙焼け』です。

フードで改善するということで紹介されているものもあり、数種類くらい試してみると確かに改善されました。ただ、フードのお値段が格段に上がってしまい、継続するにはキツイものがあったので、今はフードを元に戻しています。

そこで使っているのが涙焼けケアシートです。目の周りをふやかしてこのシートで拭いてあげるとよく取れました。今はフードで赤くならなくなった状態をこのケアシートで維持しながら涙焼けした赤い毛が伸びて切られるまで我慢しているところです。

この戦法が合っていたら、継続するつもりです。

フードを変えるか、ケアでしのぐか、悩ましい問題ですが結果が出たらまたご紹介したいと思います。

耳掃除

耳掃除はレオンが5カ月の時にマラセチア菌による外耳炎になったことがきっかけでお手入れを始めました。耳掃除担当はぱぱです。

小さいころからシートでの耳掃除を定期的に行っているため、レオンは「耳掃除」という言葉も覚えているくらいです。

しかも、とてもお掃除が好きで、右耳をお掃除した後は、レオンの方から左側を向くというくらいの協力的態度！素晴らしいです。

1週間に1－2回やっています。レオンの掃除してもらう恍惚の表情が忘れられません！

歯磨き

歯磨き担当はままです。

なにせ、ままはずぼらなので、毎日・定期的にという言葉が苦手。

気づいたときに歯磨きシートで磨きますが、奥歯まではなかなか届かない現状です。

ただ、お家には必ず常備してありますよ！乾燥しないようにこまめに交換しています。

ままも考えました。これではマズイ！ということで、毎日のお散歩の後に足を拭くときにご褒美として歯磨きガムをあげて磨いてもらうことにしました。

これだと1日2回の歯磨きができるので一石二鳥です（汗）

そして、ロープ遊び！これもカミカミしてくれる間に歯の汚れも取ってくれます。

木のおもちゃも同じ理由でよく遊んでいます。ままからおもちゃを提案するときは木が多いです

歯磨きはうまくいかないので、（ままのせいですが…）様々な工夫で歯磨きをしています。

番外編）散歩後の足ふき

因みに、今回自宅シャンプーについては記載しませんでした。我が家では何度かチャレンジしましたが自宅シャンプー、特に乾燥がうまくできないので絡まりを助長させてしまうことも多かったため、プロに任せることにしています。（2～3週間に1回くらいです）

我が家のようなズボラさんをトリミングショップも助けてくれて、トリミング後の2－3週以内のシャンプーは20％引きなどのサービスもあるので、積極的に利用しています。

おしっこした時などに足の毛だけ汚れた際には、水のいらないシャンプーでふき取ることをしています。

どうしてもシャンプーしないことには…というくらい汚れたときだけ自宅シャンプーをしています。

日常はお散歩後の足ふきでシャンプータオルを愛用しています。簡単でしっかり汚れが落ちるのでお勧めです。

シャンプータオルと水のいらないシャンプーのいいところは、旅をするときも簡単に使えることです。

旅のお供にもシャンプータオルは欠かせません！

最後に

いかがでしょうか。突っ込みどころ満載だったと思いますが、毎日のことなので愛犬と飼い主の両方がいい感じになるまで試行錯誤が欠かせません。

私たちもこれからももっと快適で清潔に過ごせるように工夫してお手入れを続けたいと思います。

よいアドバイスがあれば、是非教えて頂ければ嬉しいです。

また、何かの参考になってもらえたらとっても嬉しいです！