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車中泊する場所ってどこ?種類と探し方をご紹介

車中泊

車中泊をするといっても、今までは駐車場に止めるくらいしか意識がなかったからイメージできないな、という方もいらっしゃると思います。

また、車中泊は決まったスポットしかしない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

様々なタイプのスポットで車中泊できるようになると、繁華街での夜を楽しむことも、大自然を満喫することも、観光スポットへの前泊も、もちろん旅の途中の休息もできて、自由度が断然高まります!

そこで、今回は車中泊する場所の種類と我が家の探し方をご紹介します。

公共駐車場でのマナー厳守10か条(日本RV協会「マナー・ごみ問題-マナー厳守への呼びかけ」より)

  • 長期滞在を行わない
  • キャンプ行為は行わない
  • 許可なく公共の電源を使用しない
  • ゴミの不当投棄はしない
  • トイレ処理は控える
  • グレータンクの排水は行わない
  • 発電機の使用には注意を払う
  • オフ会の待ち合わせは慎重に
  • 車椅子マークの所に駐車しない
  • 無駄なアイドリングをしない

その前に、車中泊はマナーがとても大切です。守られないことで車中泊できる所が減ってしまう危機にさらされています。人気が上がっている今だからこそ、車中泊マナーは守っていきましょう。

車中泊をする際にどこで泊まるか?あたりをつける宿泊場所の種類

車中泊は手軽で便利ではありますが、駐車はできても車中泊ができないところも多くあります。

すべてがOKではありませんが、おおむね車中泊ができると思われる車中泊スポットは概ね6種類あります。各スポットには特徴があるため、目的や車中泊時の状況によって使い分けるのがBestです。

  • 道の駅
  • サービスエリア(SA)/パーキングエリア(PA)
  • 公園駐車場
  • RVパーク
  • オートキャンプ場
  • 予約駐車場(シェアリングスペース)

どのスポットもメリット/デメリットがあるので簡単にご紹介します。

無料でトイレだけあればいいなら道の駅やSA/PAでの仮眠もあり

道の駅は、車中泊するとイメージ的にすぐ思いつきやすいのではないでしょうか。全国に1204か所(令和5年2月28日現在)あるので、選択肢も多いですよね!

休憩機能を無料で使えるというメリットは大変大きいです。

最近はマナーが問題になり、車中泊を歓迎するところと明確に禁止されているところがあるので、事前に把握する必要があります。また、車中泊をする際はマナーを守って使わせていただきたいですね。

温泉施設が併設されたり、名物グルメを堪能したり、地域の特産品を買うこともできるスポットもあるので、歓迎されている道の駅でチャレンジしてほしいです。

そうした特徴を探すことができるサイトもたくさんあるので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

ゆる~と - 全国日帰り温泉・銭湯マップ
ゆる~とは、全国の日帰り温泉・銭湯マップです。日帰り入浴可能な施設(日帰り温泉や銭湯、温泉宿、足湯など)が、約14,000件登録されています。近くのスーパー銭湯を探したり、料金などの条件で検索することができます。
道の駅 公式ホームページ 全国「道の駅」連絡会
全国「道の駅」連絡会 道の駅公式ホームページ 道の駅の最新の地域情報や、道の駅の魅力をお届けします。

高速道路のサービスエリアやパーキングエリアも休憩機能が無料で使える大きなメリットがありますが、こちらもマナーの問題があり車中泊できるところとできないところがあるので、事前に調べておいた方がいいスポットです。

温浴施設併設であったり、RVパーク(後述)併設のスポットは歓迎されているように思いますので、まずはそうしたところを検討されてはいかがでしょうか。

コインシャワーつき高速SA -【車中泊まとめWiki】(PC版)
ここは車中泊(車内泊、P泊、Pキャン)に関する情報をまとめているWikiです。車中泊に適した車種、車中泊に適した場所、車中泊便利グッズ、温泉のある道の駅、SA/PA、クチコミ、評判などをまとめています。ご覧いただき感謝します。

無料でトイレが使える駐車場としては、公園駐車場もあります。

有料駐車場の場合は管理しているところに車中泊可能かどうか確認することでOKがもらえるところもあるようです。無料の場合は実際に行ってみてトイレが使えるかどうか確認する必要があります。(夜間閉鎖や冬季閉鎖のところもあります)

正直、我が家では利用したことがありません。 この手の情報を網羅しているのは以下のサイトしか知りません。ご参考までに。

ほぼ公園車中泊
公園JPは、「道の駅」以外で車中泊ができるポイントを調べられる「車中泊情報サイト」です。道の駅での車中泊をしながら全国を回っていた時に、車中泊禁止の看板にビビリ道の駅を「さよなら」することに安全で楽しく全国一周を目指して車中泊ライフを満喫し...

安心して車中泊したい!電気を使いたい!ならRVパークが確実

車中泊は何となく不安、職務質問とかされるんでしょう?!と得体の知れない不安をお持ちの方でも安心して快適に車中泊できるスポットとしてはRVパークがあります。

RVパークとは、日本RV協会が『快適に安心して車中泊が出来る場所』を提供するために定めた条件を満たす車中泊施設です。(日本RV協会HPより引用)

施設認定されるには以下の条件を満たしています

  • 余裕のある駐車スペース(横4m×縦7m以上推奨)
  • 24時間利用可能なトイレ
  • 100V電源が使用可能(20A以上推奨)
  • 入浴施設が近隣にあること(車で15分圏内)
  • ごみ処理が可能
  • 入退場制限が緩やか
  • 看板の設置(指定ロゴを日本RV協会より支給)
  • 複数日の滞在が可能
(https://www.kurumatabi.com/rvpark/より引用)

これなら安心して車中泊ができますね!費用は掛かりますが、1台当たりの金額ですしホテルに泊まるよりはお手軽に、快適さを保って、安心して宿泊できます。ごみ処理できるのも魅力です!

複合商業施設、温泉や遊園地などの施設にも設置されていて増え続けており、全国に348か所あります。我が家はとても気に入っていてよく利用させていただいています。

誰でも使えるのがRVパークです。予約方法は概ね電話予約が多い印象です。前日までの予約が必要なところがほとんどですが、中には当日予約OKのところもあるので活用してみてはいかがでしょうか。

くるま旅クラブ
くるま旅クラブが提供する安全・快適にくるま旅を楽しむための情報が満載です。

くるま旅クラブに入会すると使える!「湯パーク」「ぐるめパーク」「民パーク」「くるま旅パーク」

RVパークの中にもいくつか種類があり、くるま旅クラブというクラブの会員になると使えるRVパークがあります。「湯パーク」「ぐるめパーク」「民パーク」「くるま旅パーク」です。

基本はRVパークなので、24時間使えるトイレが確保され、電源があり(ない所もあります)、駐車スペースが確保されているので更に使い勝手がいいのが魅力です。

ただし、いづれのパークもくるま旅会員のみ使用できるので使いたいときは会員登録が必要です。

名称特徴施設数
湯パーク旅館やホテル、温泉施設の駐車場で車中泊ができるようにしたもの。くるま旅会員のみ使用できる。122
ぐるめパーク飲食店で食事をする事を条件に、施設の駐車場に停めた自分の車で、 車中泊できるようにしたもの。くるま旅会員のみ使用できる25
民パーク民泊のように「ここで車中泊できたらいいのになぁ」という空きスペースを車中泊できるようにしたもの。くるま旅会員のみ使用できる。11
くるま旅パーク施設の空きスペースや駐車場を車中泊できるようにしたもの。くるま旅会員のみ使用できる。61
施設数は2023.06.02現在

予約方法は概ね電話です。予約時に「くるま旅会員である」ことを伝え、当日も会員証の提示が必要です。

我が家は金沢にある、湯パークの「湯けむり屋敷 和おんの湯」を利用したことがあります。市街地からも近いし、電気は使えるし、お風呂に入りやすいし、車内ペット宿泊OKなのでとてもありがたかったです。

くるま旅パーク施設情報|湯けむり屋敷 和おんの湯(石川県)|くるま旅サイト
日本RV協会とくるま旅クラブがおすすめする車中泊施設。湯けむり屋敷 和おんの湯(石川県)のご案内です。

Web予約で時間に縛られずRVパークを利用したいならRVパークsmart

予約時の電話が億劫だ、チェックインの時間を拘束されたくない、でもRVパークを使いたい!という方ならRVパークsmartがおすすめです。

24時間Web予約可能です。(電話予約対応はしていません)予約サイト「軒先パーキング」を通じて予約します。その際に決済もしますので当日は発行されたQRコードを所定の機会にかざすだけで使えます

RVパークsmartは九州中心に全国62か所あります。

24時間思い立った時に予約ができ、チェックインの時間に縛られないのは自由度が高くていいですね。どこかの前泊で泊まる際に前日をたっぷり前の予定に使えます。

詳細な使い方は記事にしてまとめたので是非読んでみてください。

よく使わせていただいていますが、市街地での経験もご紹介しています。

車内だけじゃ窮屈、焚火したい!BBQがしたい!テント立てたい!なら オートキャンプ場がおすすめ

普通のキャンプ場だと、車を駐車場に置いてキャンプサイトまでしばらく歩かなければならないところもありますが、オートキャンプ場なら、キャンプサイトに乗り入れできるのがほとんどなので、リビングを外で、宿泊は車内で!ということが可能です。

ここなら、焚火もOK!テント立ててもOK!BBQもOK!ということで気兼ねなくやりたいアクティビティを愛車の近くでやることができます。

ごみ処理できる所が多いのも魅力ですね。場所によっては電源も確保できます。

我が家も以前はテント泊でのオートキャンプ場利用でしたが、キャンピングカーで動くようになってからは(カーサイド)タープでリビングエリアを作り、キャンプ気分を満喫して、就寝は車の中!という快適キャンプになっています。これも旅の魅力です。

ご参考までに、キャンプ場の検索サイトをご紹介します。無料キャンプ場もありますので調べてみてください。

無料のあるキャンプ場|日本最大級のキャンプ場検索サイト【なっぷ】
無料のある施設の検索なら298件から探せる日本最大級の検索・予約サイト【なっぷ】にお任せ!無料の格安・宿泊情報が充実!おすすめ・人気・ランキング・地図から検索できます!

便利な場所で確実に駐車したいなら「予約駐車場」もあり

繁華街・市街地やイベントで夜のスポットを楽しんで、そのまま泊まりたいなーーと思うときには予約駐車場が便利です。え?予約駐車場?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

予約駐車場とは、予約サイトで利用する日時や場所を指定して、駐車場を事前に予約し決済も済ませます。利用当日は確実に停めることができるというシステムです。このシステムだと、当日に駐車場を探すことなく確実に止めることができます。

駐車場は、時間貸し駐車場の一部を利用するもの、空き地を利用したもの、利用していない個人宅の駐車場を利用したものなど、様々です。また、車中泊できるところとできないところもはっきりしています。連泊OKとは基本的に一晩中止めることができるというニュアンスなので、注意は必要です。

我が家では軒先パーキングを利用することがあります。老舗のサイトなので安心して活用しています。

このほかにも、「タイムズのB」「akippa」「Carstay」などがあります。最近どんどん増えているので、選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。

まとめ

結局何がおすすめなの?ということになりそうですが、我が家は基本的に繁華街ならRVパークsmartから探します。軒先パーキングは予約駐車場でもあるので、そこでも探します。そして、SA/PAや道の駅なら温泉施設が近くにある、併設されているところです。

みなさんが初めて車中泊にチャレンジしたい!と思ったときは確実で安心なRVパークにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

非日常の体験が待ってますよーーー!

この記事の登場人物
レオンファミリー

まま;初めてわんことの生活にチャレンジ中。ぱぱとレオンに教わりながら楽しいことを一緒にやってます
ぱぱ;レトリバーとシーズーとの生活経験あり。いつも楽しいことを考えてくれます。
レオン;食いしん坊で好奇心旺盛な8歳。どこでもいっしょに行きたがります。

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