北海道の車中泊って憧れますよね!我が家もそうでした。
でも、実際どのくらいかかる旅行なのか?不安になることもあります。どのくらい準備しておけばいいの?とお金の心配もあるかと思います。
レオンファミリーは北海道1周と東北6県の28日間の旅行を敢行しました。
今回は北海道1周と東北6県の28日間の旅行の費用をご紹介しようと思います。
結論から申し上げると、約68万円かかりました。
多いとみるか、少ないとみるか、是非内訳をみてご判断いただければと思います。
みなさんの北海道&東北車中泊旅の計画や準備の参考になればうれしいです。
費用公開の前に…旅程と費目をご紹介
私たちは、車中泊旅で28日間の旅をしました。ただし、家族のカラダの負担も考えて、福岡~横須賀、大洗~苫小牧はフェリーを使用しました。これは大正解だったと思います。
そもそものコンセプトが北海道&東北旅行なので、それ以外の移動はシンプルに!の考え方がハマったと思います。日本一周の旅ではないのでね…費用面が許せば、目的地までは省エネコースが私たち流です。
北海道をしっかり見ることをメインに計画を立てました。しかし、約1カ月という期間を東北6県もカバーするので、2:1の割合で日程を振り分けて計画しました。
準備として旅のしおりを作成して、宿泊とお風呂の確保をして旅に臨んだのですが、やはり実際とは乖離する部分も結構ありました。そこは臨機応変に動けるのが車中泊旅の良い所かな?!とも思います。
因みに、前半に関東の時間があるのは船の予約の関係です(続けて予約できませんでした( ノД`)シクシク…)
日程 | 内容 | 宿泊場所 |
1日目 | 東京九州フェリー | 新門司・船中泊 |
2日目 | 東京九州フェリー | 横須賀泊 |
3日目 | 東京・千葉観光 | 千葉泊 |
4日目 | 茨城観光・フェリーさんふらわあ | 大洗・船中泊 |
5日目 | フェリーさんふらわあ・苫小牧 | 札幌泊 |
6日目 | 札幌・朝里川温泉観光 | 朝里川温泉泊 |
7日目 | 小樽・積丹観光 | 札幌泊 |
8日目 | 留萌、苫前、羽幌(オロロンライン)観光 | 初山別泊 |
9日目 | ノシャップ、稚内、宗谷観光 | 猿払泊 |
10日目 | 浜頓別、紋別、湧別 | サロマ湖泊 |
11日目 | サロマ湖、網走監獄、摩周湖、阿寒湖 | 摩周温泉泊 |
12日目 | 釧路湿原 | 阿寒丹頂の里泊 |
13日目 | 釧路市内、帯広 | 音更泊 |
14日目 | 富良野、美瑛 | 美瑛泊 |
15日目 | 富良野、千歳 | ウトナイ湖泊 |
16日目 | 登別、室蘭 | 室蘭泊 |
17日目 | 洞爺湖 | 黒松内泊 |
18日目 | 森、大沼、七飯 | 函館泊 |
19日目 | 函館 | 函館泊 |
20日目 | 函館・津軽海峡フェリー・青森 | 浅虫温泉泊 |
21日目 | 奥入瀬渓流、十和田湖 | 雫石泊 |
22日目 | 小岩井農場、花巻東高校 | 北上泊 |
23日目 | 横手、銀山温泉 | 碁点泊 |
24日目 | 仙台城跡、松島海岸 | 女川泊 |
25日目 | 震災遺構巡り | 楢葉泊 |
26日目 | 福島・茨城観光 | 阿字ヶ浦温泉泊 |
27日目 | 東京・横浜観光、東京九州フェリー | 横須賀・船上泊 |
28日目 | 東京九州フェリー、帰宅 | 新門司・自宅 |
もったいないので極力連泊しないように動きました。東北に関してはゆとりがなかったので、もう少しゆっくりまわってみたかったなと思いました。
たくさんの場所を訪れる旅ではありましたが、1カ月という長丁場でもあるので、車中泊ルーチンワークのようなものも出てくるのでは?と思って費用項目はシンプルにしてみました。
以下の12項目です。
- 食事 (車中で食べるもの、のみもの全部)
- 外食
- ガソリン
- 高速料金
- RVパーク電源ごみ (道の駅で有料ごみ回収代含む)
- クリーニング・衣服
- 観光 (観光スポットで使う駐車場代含む)
- お風呂
- お土産
- 駐車場泊
- その他
- フェリー
道の駅で仮眠させていただきましたので、宿泊費自体は少ないかと予想されているかと思いますが、ガソリン代が高騰のあおりを受けておりますので、相殺か?と最初は予測しながら使っていました。
費目ごとの費用はこちら!
実際にかかった費用は以下のとおりでした。
項目 | 費用 |
食事 | 115,007円 |
外食 | 48,482円 |
ガソリン | 73,266円 |
高速料金 | 50,739円 |
RVパーク電源ごみ | 11,630円 |
クリーニング・衣服 | 4,984円 |
観光 | 9,720円 |
お風呂 | 22,220円 |
お土産 | 41,986円 |
駐車場泊 | 1,100円 |
その他 | 12,704円 |
フェリー | 288,290円 |
合計 | 680,128円 |
お土産代がすごいことになってます!内訳としては、ご当地Tシャツを4枚/人というのが大きく影響していると思われます。
あとは、北海道のお土産屋さんには意外と犬用ジャーキーのお土産が多く、ついつい買ってしまったことも要因として挙げられます。
1000円以内のものと自分でルールを決めたのですが、単価が低くても数が多いと費用は掛かりますよね
青森までは都度買っていました。
また、1カ月で食事が11万円もかかっています。一見お高く見えますが、それには理由があります。
それは、本来外食するような高級食材やご当地グルメも車内で食べているので、普通の食費より高く見えるからです。(比較対象が通常の食費だと思うのではなく、旅行先の食事と比較してほしいのです)
私たちは今回、ご当地グルメをお店ではなく、お土産店で購入して車で食べました。
例えば、バフンウニをお店で食べると、赤うに丼6000円~8000円が1人でかかります。それが海産物直売所で3500円で手に入れて、2人で車でおつまみ&うに丼として食べる、ということでコストカットに成功しています。
この方法で、ホタテ300gや冷麺、焼き鳥弁当など、様々なご当地グルメを堪能してきました。
これも車中泊旅の醍醐味ではないでしょうか。
愛犬を置いて30~60分お留守番させることを極力避けてきた結果ともいえます。
ご当地でご当地グルメをテイクアウト!一石二鳥のアイディアでした。
意外に費用が掛からなかったのが観光です。
これは、愛犬OKの施設で費用がかかるところがほとんどなかったからだと思います。主に、駐車場代が充てられました。
反対に、思った以上にかかったのがお風呂代です。
私たちはほとんど毎日お風呂(温泉)に入っていました。
「HO」という雑誌を購入すると安くなるらしい、という情報は得ていましたが、私たちが寄ったコンビニではお目にかかることがなく、結局使うことなく正規料金で入ったことが原因と思われます。
ちょうど、入湯料が上がったり、JAF特典から外れたというアンラッキーなお店が多かったこともあると思います。お風呂業界も物価上昇で大変そうですね。
他、気になることがあればコメント欄に入れてくださるとうれしいです。
私たちはまずまずいい線いってるなと満足しています。
まとめ
28日間の北海道東北車中泊旅行での費用68万円の内訳はいかがだったでしょうか。
どんなところへ行ったのか、どこに泊まった(仮眠した)かについては、また別の記事で報告したいと思います。
費用を見てみると、お風呂代がもう少し工夫して安くできたかな?というのと、食事代はうまく節約できたかな、と思っています。
車中泊だからこそできる節約術で、充実した旅をすることができました。
みなさんの今後の旅の計画でお役に立てればうれしいです。
コメントいただけたらうれしいです。